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モダンはマジック:ザ・ギャザリングの大会ルール(フォーマット)のひとつ。 モダンではカードが「新枠」に切り替わった第8版以降のすべての基本セット、及びミラディン以降に発売されたすべてのエキスパンションが使用できる。ただしFrom the Vaultシリーズや、コールドスナップのテーマデッキに再収録された第7版以前のカードは使えない。古いカードが使えなくなっていく「ローテーション」は存在しない。カードプールの広さではレガシーとエクステンデッドの中間にあたる。 モダンではカードプールの広さの割にはやや禁止カードの選定が厳しいとされている。基本的には「先行3ターン目で勝負が決するようなデッキのキーカード」が禁止対象となっているが、過去にエクステンデッドで活躍したデッキや、簡単にモダン化できるレガシーのデッキのキーカードも制限される傾向にある。これはあえてこれらの環境とは異なるフォーマットを目指すという方針、またメタゲームの多彩さを保つという考えからである。 先にMagic Onlineでサポートされ、2011年9月のプロツアー・フィラデルフィアからは公式な大会でも採用されている。その後もグランプリの開催数こそ少ないが、3年連続で世界選手権の種目として採用されるなど、スタンダードと並び構築環境の2本柱としてサポートされている。 2013年6月7日には、モダンフォーマットで使用可能なカードのみを収録した再録セットであるModern Mastersが限定生産でリリースされた〔「Modern Masters発表 」 Wizards of the Coast(2012年10月22日)〕。 == 禁止カード == 2013年4月現在、以下のカードが禁止カードとして指定されている〔「モダン・フォーマットのデッキ構築について 」 Wizards of the Coast(2013年4月22日)〕。 * 祖先の幻視/Ancestral Vision * 古えの居住地/Ancient Den * 出産の殻/Birthing Pod * 猛火の群れ/Blazing Shoal * 血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf * 金属モックス/Chrome Mox * 雲上の座/Cloudpost * 暗黒の深部/Dark Depths * 死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman * 時を越えた探索/Dig Through Time * 戦慄の復活/Dread Return * 垣間見る自然/Glimpse of Nature * 大焼炉/Great Furnace * 緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith * 超起源/Hypergenesis * 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor * 精神的つまづき/Mental Misstep * 思案/Ponder * 定業/Preordain * 罰する火/Punishing Fire * 炎の儀式/Rite of Flame * 教議会の座席/Seat of the Synod * 第二の日の出/Second Sunrise * 煮えたぎる歌/Seething Song * 師範の占い独楽/Sensei's Divining Top * 頭蓋骨絞め/Skullclamp * 石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic * 弱者の剣/Sword of the Meek * 伝承の樹/Tree of Tales * 宝船の巡航/Treasure Cruise * 梅澤の十手/Umezawa's Jitte * 囁きの大霊堂/Vault of Whispers * 野生のナカティル/Wild Nacatl 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モダン (マジック:ザ・ギャザリング)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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